吐き気

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吐き気

月経時に、下腹部痛などの生理痛だけではなく、吐き気がする、という人もいます。

経血量が多く、冷や汗が出るほどの痛みで吐き気がする。それもだんだん、ひどくなっていくようだ、という場合は、やはり、一度婦人科を受診することをお勧めします。

月経で、経血を子宮から排出するために分泌されるプロスタグランディンは、子宮だけではなく全身の血管と筋肉に作用します。そのため、胃腸の血流も悪くなり、消化が滞り、胃そのものも収縮するために、吐き気を感じやすくなります。大腸も収縮するために、吐き気だけではなく、下痢をする人もいます。
生理時に吐き気や下痢がある、という人は、生理痛も強いということが多いのです。

プロスタグランディンは、炎症があると産生が促されるため、強い生理痛があると経血の排出に本来必要である以上のホルモンが分泌され、胃や腸が収縮し、吐き気を感じたり、おなかを下したりするほどになる、ということです。そして、痛みや吐き気、下痢が刺激となって、またプロスタグランディンが分泌される、という仕組みです。

また、生理の直前には、それまで分泌されていた女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が急激に減少します。ホルモンバランスが大きく変動するために、自律神経のバランスが乱れるなどの影響が出て、めまいや吐き気を感じる、ということもあるようです。

月経時に吐き気を感じる人は、もともと胃腸が弱い、ということが多いようです。

漢方薬などの東洋医学では、生理のときに吐き気を感じる人には、

①造血に関係する脾の機能が低下していて、血が巡りにくく、生理トラブル、胃腸トラブルが起こりやすくなっているタイプと
②貧血のために生理中にめまいを感じたり、胃がからっぽになると気持ちが悪くなる、というタイプがあります。

普段から気をつけられることとしては、冷えや血行不良を起こさないようにすること、特に生理の前には胃腸を刺激するコーヒーや刺激物(辛いものなど)を控えることがあります。

自分に合った漢方薬で、体質を改善していくのもよいでしょう。吐き気は、「また気持ちが悪くなるのでは?」という予期不安も大きく影響しますので、これらの対処をとった上で、最初のうちは、生理の前日などに鎮痛剤を飲んで、強い痛みが起きないようにして、生理期間を乗り切る、という方法もよいでしょう。



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