PMSと区別がしにくい、とされるPMDDですが、PMDDであるかどうかを判断するための基準として、次のような症状がPMDDでは現れやすいとされています。
1. さしたる理由がないのに抑うつ気分、絶望感、自己卑下の観念に襲われる
2. 漠然とした不安、緊張感、「緊張が高まっている」「イライラする」感じが強くなる。
3. ひどく情緒が不安定になり、敏感に反応して急に泣き出したり、わめいたりする。
4. 怒りっぽくなり、些細なことで家族、恋人、友人、上司、同僚と口論になる
5. 普段は興味のあることがおっくうになり、どうでもいい、いった投げやりな気分になる。
6. 集中力が減退し、ミスが多くなって勉強、仕事がはかどらない。
7. 体がだるく、異常に疲れやすくなる。
8. 普段に比べて過食になったり、甘いものや炭水化物などの特定の食べ物が無性に食べたくなったり、逆に食欲不振になったりする。
9. 1日中眠くてしかたがない、逆に不眠になる。
10. 圧倒されるような感覚や、自分で自分がコントロールできないという感覚がある
11. 乳房の張りや頭痛、腰痛などの他の身体症状、「体が膨らんでいる」という感覚がある。
これらの症状のうち、1~4までの複数の症状に当てはまり、かつ全部で5つ以上の症状が、1年以上にわたって生理の前ごとに繰り返し現れ、日常生活に支障をきたしている場合、PMDDである可能性があります。また、これらの症状は生理が始まると消え、生理が終わった後の1週間は全く見られないことがPMDDと診断される条件になります。生理が始まっても症状のいくつかが残ってしまっている場合は、PMDDではなく、PMDDとよく似たほかの病気であることが疑われます。
ただし、頭痛や腰痛などの身体症状が、生理が始まっても残っている、または、生理が始まると生理前とは別の身体症状(下腹部痛など)が現れるという場合に葉、PMDDによる症状から、生理痛(月経前困難症)による症状へと移行している可能性があります。つまり、PMDDと生理痛の両方の症状を持っているというケースです。
PMDDであるかどうかの最終判断は、PMDDを診断・治療した経験がある精神科医を受診して、診断をうけたいところです。
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