生理痛やPMSなど、女性特有の症状を抱えながら、どこで相談すればいいのか悩んでいる女性のために、女性特有の症状や病気などを総合的に診療する「女性外来」を開設する医療機関が増えています。女性外来では、時間を十分にとって、女性の悩みを聞いたうえで、適切な診療科目を紹介するなど、利用者からはおおむね好評だ。
ただし、地方自治体からの強力な要請によって女性外来を儲けたものの、十分なシステムが整っていなかったり、対応できるスタッフが不足していたりといった課題も少なくなく、せっかくの女性外来であっても、残念ながら期待されるようなレベルの医療サービスを受けられないケースもあるようです。
また、「女性外来」といっているものの中身には、
女性医師や女性スタッフが対応する、
初診は完全予約制で30分程度の時間をとって患者の相談にのる
というのは、どちらの女性外来でもおおむね共通しているようですが、
初診後の診察、治療に関して
・ 初診の結果、適切と思われる専門診療科への誘導を行うことを主にしている、いわゆる「振り分け窓口」としての女性外来であり、その後の継続的な診察などは女性外来自体では行わないタイプのもの
・ 女性専門外来の医師が、生理痛・PMSなどの相談から、ウツ、乳がんなど総合的に診察し、他の専門診療科での治療を行うにしても、継続的に見る、という本来的・本格的なもの
の2通りがあるようです。とにかく、女性医師に最初の相談をしたい、というだけで女性外来の診療を希望しているのであれば、どちらのタイプの女性外来でも良いでしょう。
しかし、特に生理痛やPMSでは症状が緩和されるまでに時間がかかることもあり、今後もいろいろな健康上の相談ができるかかりつけの医師として長く付き会っていくことを希望するのであれば、後者の、より本格的な女性外来を選ぶ必要があります。
総合病院の女性外来が窓口的な役割である傾向にあるのに対して、女性外来専門のクリニックは本格的な診療を行っている傾向がありますが、総合病院でも本格的な女性外来を設けていることもあり一概には言えませんので、HPなどの病院側から提供されている情報、実際に診察を受けた人の評判などの情報も収集し、自分の目的に合った女性外来を選びたいものです。
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