低血糖症と生理痛(生理と生理時に起こりやすい症状・対処法~生理痛・妊娠・避妊など~)

低血糖症と生理痛

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低血糖症と生理痛


生理痛が起きる一因に低血糖症があることが考えられます。

血糖値が低くなると、血糖値を上げるためにアドレナリンが放出されます。アドレナリンによってストレス下にあるときと同じように体の緊張状態が生じ、血管・筋肉は収縮します。そのために骨盤内をはじめ、全身の血行が滞り、うっ血、低体温を起こします。生理痛の主な原因は、子宮内から経血、子宮内内膜がスムーズに排出されずに、子宮が強く収縮して周辺の腹膜や内臓が引っ張られる痛みなので、血液中のアドレナリン濃度が高いと、生理痛が起こりやすい状態になっていると言えます。

また、低血糖症ではインスリンやアドレナリンが、シーソーのように過剰に分泌される状態が繰り返され、自律神経系やホルモンのバランスが乱れています。生理周期はエストロゲン、プロゲステロンなどの女性ホルモンの働きによってコントロールされ、月経時の気血排出もプロスタグランディンというホルモンの働きによるものなので、自律神経系、ホルモン系が乱れているときには、生理に関係するホルモンのバランスも乱れやすくなっています。

また、生理時に頭痛になりやすい人もいますが、低血糖になると脳に優先的に糖を配分するため、頭部の血管が拡張することによって偏頭痛が起こるとも考えられています。

生理痛だけではなく排卵後から生理前に起こるPMSも低血糖に原因がある、という指摘があります。

通常、血糖の調節機構は食後4~5時間で働き、体内の糖を上げるためにアドレナリンが放出されます。しかし、生理前には、血糖値の調節機構は食事の後3時間程度で作動してしまい、普段よりもアドレナリンが放出されやすい状態になっているのです。もともと食生活や体質などの理由で低血糖になりやすい人は、PMSの時期から生理時にかけてさらに低血糖の症状が現れやすいといえます。

生理前になると甘いものが食べたくなったり、食べ過ぎたりする傾向が見られるのも黄体期に低血糖になりやすいためなのですが、甘いもの=砂糖を過剰に食べてしまうと、かえって低血糖の状態を招き、PMSや生理痛の症状が悪化することになりますので、注意が必要です。低血糖症、という診断を受けていなくても、玄米や甘みのある野菜などGI値の低いものを選ぶ、食事の回数を増やして長時間空腹にならないようにする、など食事に工夫をするとよいでしょう。

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