低血糖症の治療(生理と生理時に起こりやすい症状・対処法~生理痛・妊娠・避妊など~)

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低血糖症の治療

低血糖症が疑われる場合、低血糖症であるかどうかの診断は、5時間の糖負荷検査(OGTT)により行われます。

5時間の間に9回の採血を行い、血糖値、インスリン値、体温を測定します。また、5時間の負荷検査中にめまい、頭痛、抑うつ、発汗などの低血糖の症状が現れるかどうかも診断の基準となります。低血糖の症状が出ることを前提に、 5時間空腹な状態で行い、費用も自費負担となるので、患者によっては負担の大きな検査となりますが、低血糖症の診断には必要な検査です。

低血糖症であることが診断された場合、治療は、血糖値を安定させる食事療法と不足している栄養素を補う医療用サプリメントの処方によって行われます。

食事療法では、GI値、GL値の低いものを食べる、たんぱく質を十分に摂る、食事の回数を増やす、コーヒー(カフェイン)・タバコ・アルコールなどの刺激物を避けることが基本になります。

GI値とは、グリセミックインデックス(グリセミック指数)といって、食品に含まれる炭水化物50グラムを摂取したときの、血糖値上昇の度合いを測る指数で、ブドウ糖(グルコース)を100とした場合の相対値で表しています。

GL値はグリセミックロード、グリセミック負荷といって、食品中に含まれる炭水化物の量も含めた指標で、グリセミック指数を100で割り、炭水化物の重さのグラム数をかけて算出されます。たとえば、ニンジンなどの野菜のGI値が高い、といっても野菜に含まれる炭水化物の量は穀物やイモ類に比べて少ないので、その分も考慮した指数となっています。

穀物では玄米などの全粒穀物、パンは粉状になっているために米よりも血糖値が上がりやすいのですが、その中では全粒穀物のパンを選びます。果物は単糖類である果糖を多く含むので、治療中は注意が必要です。ドライフルーツも糖分が凝縮されていますので、治療中は薦められないことが多いです。
タバコやコーヒーなどの刺激物は、アドレナリン・ノルアドレナリンを分泌する副腎を刺激するため、低血糖症の治療では控えます。

栄養療法では、血液検査の結果、たんぱく質、ビタミン、鉄、亜鉛、ナイアシンなど不足している栄養素をサプリメントで服用します。

食事療法と栄養療法によって低血糖症の改善をはかりながら、生理痛・PMSなどの症状があれば漢方薬や西洋医学も併用して対症的に症状の緩和を行うこともあります。

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